あなたはどちらを選びますか 地球にそっくりな不思議な地球
2003年1月15日、私は友人のヒロコさんと一緒に東京銀座四丁目の三愛ビル9階のハッピーカフェにいました。このカフェは、今はありません。「地球にそっくりな不思議な地球」の物語は、私にとってはノンフィクションです。肉体を持っての体験ではありませんが、ジャーメイン氏と一緒に訪れた「もう一つの地球」での意識体験を通して、私は、人類がアセンション(次元上昇)した後の人間世界を垣間見たのかもしれません。では、私が見たアセンション後の世界は、何がどのように違っていたのでしょうか?それは、何を大切に考え、何を幸せと念(おも)うのかの人類の観念の相違でした。もう一つの地球(ほし)の住人は、「本当の自分は、滅びゆく形あるものではない。 滅びゆくことのない永遠の今を生きている生きとおしの生命である。」と思っているのでした。また、この地球(ほし)のすべての人間は、創造主の意志(あい)の一雫(ワンドロップ)が霊魂(たましい)の中心に直接宿っている光の存在であるということを当たり前のこととして受け止めて暮らしているのでした。もう一つの地球の住人は、自分を世界一、いえ宇宙一の幸せ者だと心底そう念(おも)っているのでした。世界一、宇宙一幸せ者だと念(おも)っている人たちの集合想念でつくられた世界が、もう一つの地球(ほし)なのです。太陽神界のイエス様は、私が、もと来た地球に戻る時に、「汝の内なる神キリストを愛するが如く、隣人の内なる神キリストを愛せよ!」と述べられ、人類に向けてのメッセージとして伝えるようにと託されました。イエス様曰く、この言霊(ことたま)は、「『内なる神キリストの復活宣言』である。 そして、人類一人一人が内なる神キリストに目覚めるその時代(とき)である。 いよいよ、時代(とき)が来た。」と述べられました。すべての人の子が、内なる神キリストと共にありますように。(清水浦安 「終わりによせて」より)
この日が来るのを待っていた はじめて地球人になる日
この本は、人間の霊魂(たましい)の構造をシンプルにわかりやすく説明するために絵本風の解説書として作りました。特に、人間の霊魂(たましい)の核として宿っている〈ワンドロップ〉について伝えたいと考えました。私は、〈ワンドロップ〉を「根源の神の一滴(ひとしずく)」や「神の愛の一滴」、「生命の光の海の一滴」と様々に呼んでいます。私の考える宇宙創造の原点は、「大宇宙を創造された意志(あい)は、生きとし生けるものすべてを生かしている愛である。すべては根源の神の愛からはじまった。」神の愛一元論です。人間創造もまた、「この宇宙を創造された意志(あい)は、自らの一部〈ワンドロップ〉を分けた神なる人間存在を創造された。」これが愛一元による人間創造の本来の姿です。本来の人間創造の原点に立ち返る目覚めの時が訪れました。神の〈ワンドロップ〉に目覚めた地球人が宇宙の仲間入りを果たし、神の子として作りあげていく宇宙文明の幕開けです。私たち人類の「ミタマ」のルーツは、全宇宙からこの地球(ほし)に集まった宇宙霊(神)同胞団なんです。地球の次元上昇にともない、忘れてしまった遠い遠い「ミタマ」の記憶がよみがえってきている方々が増えています。私たち人類は、神の子地球人として一人一人の胸の中心に宿る〈ワンドロップ〉に心を一つに合わせ、母なる地球に生かされている感謝と共に、人類の幸福を祈り、真の平和を創り上げる時が訪れたのです。全ての人の子が内なる〈ワンドロップ〉と共に在りますように…(清水浦安 「終わりによせて… ワンドロップに目覚めた地球人による宇宙文明の幕開け」より)
人類を救う最後の福音書 LILA’S Gospel太陽の福音書
「リラズゴスペル―太陽の福音書」は、太陽神霊イエス大聖の主導により光の大師方(アセンデントマスター)、光の存在の方による私たち人類に向けてのメッセージです。「何人も内なる神キリスト(ワンドロップ)を預かる良き心を宿している神の子である。人間の本質に目覚めよ!」との一貫したメッセージです。このメッセージの目的は、人間本来の神の子に立ち返り、神の子人類の手で真の平和を創る事です。人の子の周りを見渡せば、目を覆いたくなるような出来事が世界各地に起こっています。既に傍観者ではいられなくなってきているのです。もう誰もが人事ではありません。私達人類を創造された主の御心に気付き、悔い改めねばならない最後の審判の時が迫っています。この福音書には、「大宇宙創造の神である一滴(ワンドロップ)を霊魂の中心にを宿した人の子の人生は、創造主の元に帰一するための一つなる作業である」というメッセージと共に、人間の本質であるワンドロップは宇宙を創造された神であると綴られています。万教は創造主に帰一します。どのような宗教であろうと例外はありません。またどのような神々であろうと創造主に帰一します。本文を読まれれば、イエス大聖や光の大師方(アセンデントマスター)の熱き切なる念いに共感していただけるはずです。イエス大聖や光の大師方(アセンデントマスター)、光の存在の方の意志のメッセージが読者の皆様の心に届きます事を… 内なる導きの声による翻訳者 清水 浦安
真説般若波羅蜜多心経 一切衆生悉有内在仏
1999年、清水浦安さんは、友人の用意する質問を前に、内なる神性(ワンドロップ)に心を合わせ、自分の内側から聞こえる声無き声を一心に書き留めていました。それは4年半ほどで450ほどの文章となりましたが、当時自分には不必要なものと思い、それを処分してしまいました。それから数年後の2011年、東日本大震災で被災した家の中をかたづけているとき、カビの生えた段ボールの中から捨ててしまったと思っていたその文章を見つけることになります。それは家族の計らいにより保管されていたものでした。その文章を始めて見せてもらったとき、一貫して、「内なる神性に目覚めよ」というメッセージが、いろいろな表現であらわされていることに驚きました。そこには清水さんの自我で書かれた形跡は一切見当たりませんでした。その中の1つに、「般若心経とは何ですか?」という問いがありました。2002年4月8日のその質問から、清水さんを導管として記された文章には、釈迦の弟子の中で智恵第一と呼ばれる舎利子に「君ならこの深遠な宇宙の法則がわかってくれるだろう、舎利子」と語りかけるような、切なる願いにも似た釈迦の愛があふれていました。音読や文字として書くことによって身近な存在であった「般若心経」が、一気に宇宙大に広がり、この地上に肉の身を纏い、外の世界と関わりながら様々な経験を重ねる「心」を持って生きることの意味をわかりやすく示してくれる真理が書かれているものだと感じました。2013年に出版した『LILA’S Gospel-太陽の福音書』に納められたこの「真説般若波羅蜜多心経」を、改めて、大きな意識変化を迎えるべくこの時代に、1冊の本として多くの方々に読んでいただけることに感謝しています。(監修/愛宕なみ 「あとがき」より)
人類覚醒への道 一二三神示
月刊誌『ワンドロップ・マガジン』は「ワンドロップと共に生きるとは」をテーマに「21世紀の生き方情報誌」として2013年に創刊いたしました。「国常立太神吠える!」は、第二号から清水浦安さんが導管となり、始まりました。(最初の数回は松多無止さんも導管となり寄稿してくれました) 毎号、心の耳に神経を集中した清水さんのペン先から生まれてくる威厳のある、そして人類に対しての深い愛にあふれた国常立太神の言葉は、切なる願いにも感じられました。 第46回を迎えた2018年11月号の締め切り日に「この回にて終わりとする」という言葉が綴られ、清水さんと一緒に呆然としたことをおぼえております。 この2020年3月、「コロナ」の発現に、過去の「国常立太神吠える!」を再び読むときと感じました。そこにはすでに私たちが何に心を向けるべきなのかが書かれており、そして「本当の自分」に気づき、「新しい世」に向かって邁進していきなさいと励まされているようでした。(「あとがき」より 監修/愛宕なみ)